最新技術と安全性 - プレ・レーシック手術

レーシックは、角膜という小さく非常に繊細な部分にレーザーを当てる治療方法です。その技術には高い精度が求められ、コンピューター制御によって角膜の位置を正確に判断機器を用います。近年では角膜の形を厳密に測定し、個々の患者の眼の状態に合った施術を可能にする装置も登場し、手術成功率はきわめて高いものとなっています。ここでは最新技術の紹介と安全性について詳細に紹介します。

イントラレーシックタイプ

イントラレーシックは、角膜につくるフラップ(フタ状のもの)を高精度な医療用レーザーでつくります。最先端のレーシックの手法で、でアメリカINTRALASE社製『イントラレースFSレーザー』を使用します。
特徴としては…

  1. 90μmの薄いフラップを作成することが可能で、角膜厚が薄い人もレーシックを受けることができる可能性が広がります。
  2. プログラム制御可能な機器を用いるため、執刀医の腕に関わらず、均一なフラップ作成が可能。
  3. 角膜の強度の保持やフラップに関連する合併症の発生率を抑えることが可能。
ウェーブフロントレーシックタイプ

ウェーブフロントレーシックは、ウェーブフロント解析装置ウェーブスキャンで眼球を細かく分析して、それから得た情報をもとに、今までできなかった不正乱視にも有効な技術といわれています。ウェーブフロントレーシックはこれまでのレーシックと比較して、光のにじみを抑えられるので視力の向上の質が高いです。特殊な機器が必要であり、また手間のかかる治療法ですので、一般のレーシックの費用と比べて割高となっております。
特徴としては…

  1. 従来よりも広い範囲での測定が可能のため、夜間の瞳孔が大きくなることによって起こるハローやグレアに効果があるといわれています。
  2. 個々人の角膜の形状にあわせてレーザー照射するため,今までのレーシックでは矯正できなかった不正乱視の矯正も可能といわれいます。
  3. 目のぼやけの原因となる歪み(収差)を矯正するため、理論上は2.0以上の視力矯正も可能という話です。
エキシマレーザー

エキシマレーザーは、生体組織にやけどをほとんど起こさずに、精度の高い切開や切除ができるという特徴をもった特殊な高エネルギーのレーザーです。1976年に米国IBM社によって開発され、1985年から人の乱視や近視の矯正手術に用いられています。レーシックでは、このエキシマ・レーザーを使って角膜を削ることにより、角膜のカーブを変化させるのです。
特徴としては…

  1. 水分に吸収されるため、角膜よりも奥(内部)の組織へ透過しません。
  2. マイクロメートル(1マイクロメートルは1000分の1ミリメートル) 単位という高い精度で角膜の形状を整えることが可能。
  3. 熱を発生しない為、周辺細胞・組織へ影響を及ぼしません。

などがあげられます。

以上のように,最新技術を導入することで、手術の安全性の向上、視力矯正効果の向上、不適応患者への適応性の拡大というメリットがあるようです。


厚生労働省認可・最先端の医療技術

レーシックは、2000年1月に厚生労働省からエキシマレーザーによる矯正手術の認可を受けました。アメリカでは、日本に先駆けて1995年に認可されており、現在では、国内外の多くの実績によって安全性が確認されています。